研究・大学院生募集

岐阜大学動物病院腫瘍科では、日々、がんの動物に対するよりよい診断や治療方法を求めて、様々な臨床研究や症例報告、また医学部等との共同研究も積極的に行っています。下記にその一例をご紹介します。

microRNAでがんを診断・治療する

microRNAはわずか20から25塩基長の非常に短いRNAです。この短さでは当然蛋白質の設計図にはなることができず、蛋白質をコードしないRNAであるnon-cording RNAの一種に分類されています。microRNAは相補的なmRNAに結合することで蛋白質への翻訳を阻害し、生命現象の調節において重要な役割を担っています。また、がんの発生についてもmicroRNAの異常が深く関わっていることが知られており、私達はmicroRNAを利用してがんを治療し、また診断することを目指して研究しています。

現在までにメラノーマにおいてmiR-205が異常に低発現しており、メラノーマ細胞にmiR-205を導入することで、増殖を抑制できることを発見しました。現在miR-205によるメラノーマの治療応用の研究を進めているところです。また、血管肉腫でも数種のmiRNAの発現異常を発見しており、こちらは腫瘍マーカーとしての実用化を目指して研究中です。

大学院生募集

当研究室では臨床を基盤とした研究に興味を持たれている方の入学を募集しています。私達は、腫瘍の治療における臨床上の問題を解決すべく日々研究を進めています。他大学の出身者でも全く問題ありません。ご興味を持たれた方はお気軽にご連絡ください。