岐阜大学動物病院

病院紹介

病院概要:病院長メッセージ

岐阜大学動物病院のホームページにアクセスして頂き、誠にありがとうございます。

私たちは、動物の健康を通して動物と人の福祉に貢献することを目標とし、「信頼感」、「親しみ」、「やさしさ」そして「明確さ」を特徴とした病院を運営して参りました。今後、動物医療を通したさらなる社会貢献を目指し、教育・研究・診療の各分野において「CONNECT」でイメージされるネットワークをさらに強化し、新たな一歩を刻みます。

理念

岐阜大学動物病院は、教育・研究・診療施設として、次世代を担う動物医療人を育成し、高度先進動物医療の研究・開発を推進するとともに、動物の生命を尊び、動物と飼い主に信頼ある動物医療を実践することによって、動物と人の福祉に貢献することを理念としています。

教育

優れた動物医療人の育成は本院に課せられた大切な使命であり、これまでにも我が国の獣医学および動物医療を先導する多くの動物医療人を輩出してきました。私たちは、学部学生や大学院生あるいは研修生に「やさしさ」と「親しみ」のある豊かな教育を行うとともに、地域の若手獣医師が診療に参画できる研修医制度の導入、また、開業医を対象にした獣医臨床セミナーを開催するなどの卒後教育にも力をいれております。今後は、ジェネラリストを目指す研修医や社会的ニーズに対応した専門医を養成するカリキュラムを作り、地域の獣医師とのネットワークをさらに強化し、実務教育の発展に寄与して参りたいと考えています。なお、2010年4月から日本小動物外科専門医協会の基幹研修施設としての認定を受けております。

研究

岐阜大学は環境科学および生命科学を研究の柱としていることから、生命科学の1分野である獣医学を重点テーマの一つとして位置づけています。本院では、獣医学のうち高度先進動物医療に関する研究・開発を推進することにより、「明確」な診断と「信頼」ある治療法の確立を目指して、今後、実用化が望まれる研究課題に取り組んでいきます。特に中部地域における産・官界とのネットワークを発展させ、共同研究で得られた研究成果を積極的に臨床応用して社会に貢献して参りたいと考えています。

診療

本院は診療水準の一層の向上を目指して、2010年9月に新病棟、リニアック棟、本館、入院棟およびCT棟からなる約1,900の施設に増築・改修いたしました。この施設には、高エネルギー型放射線治療器、マルチスライスCT装置、CアームX線装置、超音波画像診断装置、動物用内視鏡・腹腔鏡システムなどの画像診断装置と電子カルテを導入しております。また、任期制助教、非常勤獣医師ならびに動物看護師を雇用して、スタッフの充実に努め、難治性疾患を有する犬や猫などの伴侶動物に対する高度先進動物医療を実践しております。一方、臨床繁殖科を大動物診療に特化して岐阜地区における大動物診療の一翼も担っております。
今後も中部地区の中核高度動物医療施設として発展するため、岐阜県、愛知県、名古屋市、三重県をはじめ中部地域の各獣医師会との強固なネットワークの構築に努めて参ります。

私たちは、患者・飼い主の皆さまに「やさしさ」と「親しみ」を感じて頂けるような、また、ご紹介下さった先生方には「信頼感」と「明確さ」を感じて頂けるような動物医療を提供していきたいと考えています。目標達成に向けて、日々、努力を続けて参ります。

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