採用/研修/見学メッセージ

腫瘍科診療科長 森崇

目標は教科書を超えることです。
ここには、教科書通りの検査をしても原因がわからない動物や、教科書通りの治療をしても治らない動物がたくさん来ます。その動物たちを治療するには、教科書を超えなくてはならないのです。教科書を学び終えたら、そこからさらに一歩踏み出して、獣医療を変えていってもらいたいと思います。

勤務獣医師 宇野晶洋

腫瘍科で働こうと思った理由

週に1回程度研修医として岐阜大学に来ており、雰囲気が良くスキルを磨ける環境だと感じたため常勤獣医師に応募しました。

実際に働いてみて感じること

自主性や自責が重視されており、一般的に想像される大学の研修医とは全く違った経験ができます。自分が主体となって診察することは時に厳しいこともありますが、そのおかげか自分自身で成長が感じられます。内科療法、外科療法、放射線療法の全てに携わることができることも魅力的です。

応募を検討されている方へのメッセージ

大学病院というと、教授の診察のお手伝いといったイメージを持たれることがあると思いますが、岐阜大学では自分自身が主体となって診察・治療を実施します。もちろん、自分一人では解決できない問題に直面することもありますので、その際には、腫瘍科内で相談・検討することが可能です。親身に相談に乗ってくれる方が多く、働きやすい環境だと思います。

勤務獣医師 梁瀬将豪

腫瘍科で働こうと思った理由

一次診療では特に腫瘍性疾患に興味を持って診察をしていましたが、より専門的な知識と技術があれば異なる結果が得られたのではないかと感じることもありました。岐阜大学は診断から治療まで一貫して担当させてもらえる環境であり、外科治療の経験を積みたいという気持ちが強かったことから、腫瘍科を志望しました。

実際に働いてみて感じること

周りの方は優しい方ばかりで、方針や技術について惜しみなく対応してくれるありがたい環境です。大学病院としてエビデンスを重視した治療を提案するのが基本ではありますが、そればかりではなく、オーナー様のご希望や症例の状態に合わせて柔軟に方針を考える姿勢があります。

応募を検討されている方へのメッセージ

一次診療では忙しさで自身のスキルアップが難しい場面もありましたが、岐阜大学は専門性を持って症例に向き合い、成長していける環境だと思います。興味があれば是非見学に来ていただけたらと思います。

勤務獣医師 柳瀬沙和子

腫瘍科で働こうと思った理由

前職は一次診療施設で、新卒から約5年勤務しました。夫の転職に伴い岐阜に越してきて、育児をしながら自分のスキルも磨ける病院を探していました。もともと腫瘍科の研究室出身だったこともあり、森先生に相談したところ快く迎え入れていただきました。

実際に働いてみて感じること

岐阜大学は子育て制度が充実しています。特に、大学構内に保育園があることはとても助かりました。就職後しばらくはパート勤務でしたが、子供が保育園に慣れたタイミングでフルタイム勤務に変更しました。現在は時短勤務を利用しています。腫瘍科内も育児に理解ある姿勢を取ってくれており、子の看護のために急にお休みをいただくこともありますが、周りの先生方がフォローしてくれます。腫瘍科は獣医師の数が多いことも強みだと思います。また、残業が少なく土日休みであるため、家族と過ごす時間が確保できていることも実感します。仕事内容は、主に放射線治療従事です。担当数も減らしていただいているため、一症例ずつ時間をかけて診療できており、一次病院との大きな違いを感じます。

応募を検討されている方へのメッセージ

岐阜大学腫瘍科は比較的自由度が高く、自分の働き方を尊重してもらえる職場です。二次診療は敷居が高いイメージですが、明確な目標が定まっていなくても、まずはお気軽に見学にお越しいただければと思います。